1分でわかるブロックチェーン
ブロックチェーンとは、簡単に言うとデータや取引情報を複数のコンピュータに分散させることで、改ざんや破壊のリスクを極めて低くする技術のことです。
取引履歴(ブロック)をコンピュータ同士で検証して、正確な情報をチェーンのようにつないでいくことから「ブロックチェーン」と名付けられました。日本語では「分散型台帳」と呼ばれることもあります。
国や銀行のように一元管理する機関が存在する形式では、そのシステムが故障すれば全体が停止してしまいますが、複数のコンピュータが自律分散的に情報を同期しているブロックチェーンは、一部システムが故障しても、全体が停止するリスクはありません。
この信頼性の高い技術を応用して開発されたのが、独自の自律分散型ネットワーク「ANICANA(アニカナ)」です。
ANICANA(アニカナ)って何?
ブロックチェーン技術を応用した、独自の自律分散型ネットワーク「ANICANA(アニカナ)」。
このANICANAという名称は、ラテン語の「Anima(アニマ)=生命を吹き込む」と「Arcana(アルカナ)=神秘・秘密」を合わせた造語で、「生命を吹き込む神秘的な存在」という意味が込められています。
名称に込めた意味の通り、ANICANAは独自のアルゴリズムによって、「ユーザーの体験が新たな生命=資産(お金)を生み出す」という他のブロックチェーンにはないユニークなプログラムを実装しています。
このANICANAを使った画期的なゲームが「アニカナゴルフ」であり、他にもさまざまなX to EarnのプロダクトがANICANA経済圏内では構築されています。
安心して遊べる理由と仕組み
アニカナゴルフは、ANICANAを活用したビジネスの健全な発展を目的としている「一般社団法人日本アニカナ業協会」監修のもと制作されていて、日本法に準拠したシステムを構築しているため、安心してプレイすることができます。
アニカナゴルフの特徴は、ゲームで獲得したトロフィーをANICANAのシステムを使って自分でNFT化し、セカンダリ市場で売却できる点にあります。
それでは、実際にどのような仕組みでゲーム体験が資産(お金)に換わるのかを見ていきましょう。
ユーザー以外にANICANA経済圏で活動している登場人物は3人います。
「エクストラクター(分解エンジニア)」と「システムベンダー(開発エンジニア)」と「パブリッシャー(事業者)」です。
まず、ユーザーがゲーム内で獲得したトロフィーをANICANAのシステムを使ってNFT化します。
そのNFTをユーザーがセカンダリ市場で販売すると、「エクストラクター(分解エンジニア)」や他のユーザーが購入します。
「エクストラクター(分解エンジニア)」は、購入したNFTを分解して「認証コード」を取り出すことで、その報酬として「アニマ(仮想通貨)」を得ることができます。
そして、取り出した「認証コード」を「システムベンダー(開発エンジニア)」に売却し、これを使って「システムベンダー(開発エンジニア)」は新たなスマートコントラクトを生成して報酬を得ます。
このようにANICANA経済圏内では、「エクストラクター(分解エンジニア)」がアニマ(仮想通貨)を手に入れたいという経済動機によって、ユーザーのNFTに対する需要が成立しています。
また、「エクストラクター(分解エンジニア)」は複数いるため、買いオファーの額は高く更新されていくこともあり、ユーザーには最高額の買いオファーが表示されます。これまで生成されたNFTに買い手がつかなかったことは一度もありません。また、ゲームの課金から売却金額の受け取りまで仮想通貨を介さず日本円のみで完結することができます。
この仕組みは、カード付きのお菓子と似ています。カード付きお菓子を買った時点ではカードの価値はすべて同じですが、セカンダリ市場で販売すると第三者によってカードに高値がつけられ、その価値が変動します。
つまり、アニカナゴルフはユーザーがゲーム内で課金した結果、いくらかのリターンがもらえるという単純な換金報酬とは異なる価値を有しているのです。
エクストラクターや開発事業者などの各登場人物は、それぞれ独自の経済動機をもって売買を行っており、安全な経済圏を構築できています。
他のNFTゲームに対する注意点
このように、アニカナゴルフは独自のシステムと経済圏によって、安全かつ適法な環境で「楽しく遊んで、ちゃっかり稼げる」ゲームになっています。
しかし、世の中には非常にグレーなゲームも多く存在しているため注意が必要です。
特に「ポンジ・スキーム」の構造になっているゲームには注意してください。
「ポンジ・スキーム」とは、投資家から集めた資金を実際には運用せず、元本の一部を配当金のように支払い、信じ込ませたところで資金を持ち逃げする詐欺手法です。
実際に詐欺目的でつくられたゲームは少ないかもしれませんが、ゲームをプレイするために必ず初期課金が必要な仕組みにし、先にプレイしているユーザーが稼ぐお金を、後からゲームに参加したユーザーの初期課金から捻出するケースは多く存在します。
この場合、新規ユーザーが減るに従って、支払える賞金額も減っていくという自転車操業の形になっているため、後から参加したユーザーほど賞金を得るチャンスは減り、最悪の場合ゲームが破綻して課金損になる可能性もあります。
また、独自の仮想通貨を運営側が自由に発行できる仕組みにすることで、仮想通貨の価値を操作する暗号資産詐欺もあります。
ユーザーに仮想通貨を売って得たお金を元手に、自ら仮想通貨を買い占めて需要があるように見せかけ、通貨価値を意図的に高めてから安く大量に通貨をばら撒いて価値を下げます。こうすることでユーザーが買いやすい状態になり、また新たな買い手からお金を集めることができるので、同じことを繰り返して運営側が利益を得るという仕組みです。また、通貨価値を高めたところで売り抜けて終わるケースもあります。いずれも運営側が自由に通貨価値を操作できるので、最終的にユーザーが損をして、発行母体だけが得をするわけです。
ちなみに、ANICANAの仮想通貨アニマは発行総数が決まっていて、アニカナゴルフを含むさまざまなプロダクトで取引されているので、取引がされればされるほどアニマの需要と価値が健全に上がる仕組みになっています。
また、アニカナゴルフでは、ユーザーは仮想通貨の取引をすることなく、日本円で報酬を受け取ることができるので、安心してプレイできます。
お小遣い稼ぎができると謳っているゲームがあれば、プレイする前にどのようなシステムで換金されているのかをチェックした方が良いでしょう。